日本水道鋼管協会
日本水道鋼管協会(WSP)は昭和42年1月に設立されて以来、水道鋼管に関する技術の開発、研究、WSP規格(日本水道鋼管協会規格)の制定をはじめ、技術セミナーの開催や各種の広報活動など、協会の活動を通じて優れた鋼管をユーザーの皆様に安定供給し、更なる需要分野の拡大を目指して取り組んでいます。
小径管部会の発足
昭和40年代の高度経済成長に支えられ、日本各地に集合住宅やビル等の高層建築物が建設されました。この当時に用いられた建築設備用配管の主流であった亜鉛めっき鋼管においては、腐食の進行による赤水問題が顕在化しました。この腐食問題の原因究明・対策に加え錆びない建築設備用鋼管の開発・普及を行うことを目的に昭和45年に小径管部会が設立されました。
小径管部会の活動
小径管部会は、設立当初の目的であった耐食給水鋼管ばかりでなく、耐久性や安全性など優れた鋼製品として、給湯、排水、消火、空調等のあらゆる建築設備用配管材の他、給水装置に使用される樹脂ライニング鋼管について規格制定と普及活動を行っています。