Q&A
水管橋の型式と適用範囲について教えてください。
水管橋の型式は, 水管橋を単独で架設する「独立水管橋」と道路および鉄道などの橋梁に添架する「添架水管橋」とに大別されます。以下にそれぞれの説明を記します。
(1) 独立水管橋
独立水管橋は, 通水管を単独で架橋する「パイプビーム水管橋」と通水管に補剛部材を追設する「補剛水管橋」に分類されます。それぞれの主な構造形式と適用範囲を以下に示します。
構造形式 | 適用範囲 |
---|---|
単純支持形式 | 小スパンに適用 |
一端固定一端自由支持形式 | 単純支持形式に比べ長いスパンに適用 |
両端固定形式 | ごく小さいスパンに適用 |
連続支持形式 | 長スパンに適用 |
構造形式 | 適用範囲 |
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フランジ補剛形式 | 小・中スパンに適用 |
トラス補剛形式 | 中・長スパンに適用 |
アーチ補剛形式 | 長スパンに適用 |
斜張橋形式 | 長スパンに適用 |
写真-1 単純支持形式
写真-2 一端固定一端自由支持形式
写真-3 両端固定形式(アーチ)
写真-4 連続支持形式
写真-5 フランジ補剛形式
写真-6 トラス補剛形式
写真-7 アーチ補剛形式
写真-8 斜長橋形式
写真-9 添架形式(桁外)
写真-10 添架形式(桁内)